選手紹介
まず中村晃選手がどのような選手なのかについて解説すると、2013年に高いバットコントロールが評価されレギュラーに定着し2014年には最多安打を獲得、2013、2014、2015と3年連続で3割を記録するなど2018年に至るまでホークスのレギュラーとして君臨し、数回の優勝に貢献しています。長打は少ないものの粘り強く3割を3回達成した打撃は選球眼も兼ね備えており出塁率も毎年高い水準です。さらにミート力に長けており三振が少なく数字以上に相手投手からしたら嫌な存在でしょう。 さらに守備の評価も高く、抜け目のない選手といえます。しかも離脱がほとんどないためチームからすれば計算がしやすく数字以上にチームへの貢献度が高いと言えます。とここまでが去年までの中村晃選手でした。でしたというのは2018年の中村晃選手は去年までとは違った選手になっているということです。どういうことかというと去年までの中村晃選手は長打は少ないものの打率が高く選球眼の良い選手でした。しかし2018年の中村晃選手は長打がそこそこ多く打率が高く選球眼の良い選手になっているのです。成績を比較すると2013 .307 5本 2014 .308 4本 2015 .300 1本 2016 .287 7本 2017 .270 6本 2018 .291 13本※9月26日時点。このように高い打率はそのままにホームランが激増しているのです。さらに二塁打もキャリアハイを記録しています。
フライレボリューション
なぜこのようなことが起きたのか?それはフライレボリューションと呼ばれる理論を実践したことによるものだそうです。詳しい説明は割愛しますがフライレボリューションというのはフライ比率を意図的に増やすことで長打を増やすという理論です。 ホークスの藤本コーチによれば、ホークスだと中村晃選手の他に上林選手や柳田選手もこの理論を採用しているようです(この二人も2018年のホームランはキャリアハイ)出塁率や三振数などもそこまで悪化していないのでモデルチェンジというよりは進化と言ったほうがいいかもしれません。 そして藤本コーチによれば、フライレボリューション理論は一軍クラスの選手ならほとんど採用できるそうです。つまり中村晃選手に限らず今までホームランがあまり出ていなかった選手も今後ホームランを量産するようになる可能性があるということです。しかし中村晃選手らのホームランの激増が果たしてフライレボリューションによるものかどうかはまだ断言できません。なぜならたまたま今年ホームランが増えただけかもしれませんし単に別の要因で打撃が向上しただけかもしれません。しかし中村晃選手ほどスタイルが変わった例はレアなので来年以降の成績に注目する価値は大いにあると思います。
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