今日の西武戦で本拠地胴上げ阻止につながる2打席連続ホームランを放ち今年のホームラン数を30本に乗せた熱男こと松田選手。最近ファンになった方は.260 20本後半くらいの成績を残す丈夫な選手という認識だと思います。しかし昔はそのような選手ではなかったのです。現在と過去の話を交えて語っていきたいと思います。

今年の松田選手

今年の松田選手は前半戦はホームランはそこそこ打つものの打率は低いという状況が続いていました。しかし8月に入ると絶好調になりホークスの後半戦の快進撃のキーマンの一人として存在感を示しました。また、怪我人が続出する中全く離脱をせずにホークスのサードを守ってきました。その守備の評価は高く今年のGGグラブの受賞は確実でしょう。 とこのように打率は低いものの260 20本後半くらいの成績を残す丈夫な選手というイメージ通りだと思います。

しかしこのような選手になったのは2015年以降のことでそれより前はまた違ったタイプの選手だったのです。

今と昔の違い

今の松田選手はほとんど怪我の離脱がありませんが昔の松田選手はデットボールで骨折することが多く、あまり丈夫な選手とは言えませんでした。実際レギュラーに定着した翌年の2009ねんしかし近年になりベースから離れて打席に立つようにしたところデットボールの数が減少し怪我が少なくなったという経緯があります。

打撃については今は.260くらいの打率ですが昔は.280くらいは打っていました。ホームランも多くて25本くらいでどちらかというと中距離打者というタイプでした。

そして今と昔で一番違うのは盗塁数でしょう。近年の松田選手は5盗塁前後くらいなので想像がつきにくいかもしれませんが2011年には27盗塁を記録しその前後の年も15盗塁前後を記録しており今と違い積極的に盗塁を試みていることがわかります。

つまり昔の松田選手は.260 20本後半くらいの成績を残す丈夫な選手ではなく.280 20本くらいの成績を残す怪我しがちな走れる選手だったと言えます。つまり松田選手がどのような選手かと言われると時期によって回答が変わってくるわけです。

今と昔で共通していること

今も昔も共通している特徴は三振が多く四球が少ない長打が多いプルヒッターで守備がうまいことでしょう。

積極的に振りに行く姿勢のせいかボール球を振ることが多いです。昔は外のスライダーを空振りすることが多い印象でしたが近年は改善されている気がします。 守備の上手さはGGグラブ賞だけではなくUZRなどの指標などでも毎年高い評価を得ており特に守備得点という指標では歴代3位につけています。 右打者で三振が多く四球が少ないプルヒッターで内野手というのはレフトの中村晃選手とは対象的な印象を受けます。 また、十亀選手との相性が非常によく通算で六割以上の打率を記録しています。

キャリアハイ

キャリアハイについては意見が分かれるところで.287 35本 94打点 8盗塁の2015か.282 25本 83打点 27盗塁の2011かのどちらかになると思います。ホームランの数は2015が勝りますが2011はまだホームランテラスがなかったことと当時は飛ばないボールと呼ばれた統一球が使われていた時代で打低時代だったことに加えて盗塁数が勝っていることを考えると個人的には2011を押したいと思います。前者は近年の松田選手の完成形後者は昔の松田選手の完成形と言えるでしょう。

熱男

松田選手を語るうえで外せないのが熱男です。 元々2015年のホークスのスローガンだったのですが松田選手がホームランを打つたびにそのスローガンを叫ぶというパフォーマンスを始めました。なので元々は熱男と叫ぶパフォーマンスではなくあくまでチームスローガンを叫ぶというパフォーマンスだったのです。 実際にチームスローガンが熱男からワンダホーに変わったときはホームランを打った時にワンダホーと叫んでいました。しかし当時すでに松田選手=熱男というイメージが定着しており結局熱男に戻り今に至るわけです。

総括

スタイルを変えながらも安定した守備と長打力のある打撃でホークスを生え抜きで長年支えてきた松田選手は個人的にはミスターホークスと呼んでも過言ではないと思います。また、近年は怪我が少ないため離脱がほとんどなくホークスというチームに安定感を与えていると思います。 今年で35歳になる松田選手ですがしばらくは松田選手がホークスのサードを守りチームを支えることでしょう。